アルティメットヒッツ ファイナルファンタジータクティクス
はっきり言って、お話は陽気ではなく、主人公には常に悲壮感が漂います。
名門のお坊ちゃんでありながら、半生を戦いに捧げています。(ゲームだから当然だが…)
親友を失い、家を出奔した彼は、世界を巻き込みつつ、孤独な戦いに身を投じます。
廉価版が出たので懐かしくなり、引っ張り出してやってます。
音楽がとても素晴らしい。一曲づつじっくり聞きたいです。あと、ラムザとディリータの草笛のシーンが印象的です。
ずっと持っていたい良品。
シミュレーションゲームの傑作。
戦争、正義、大義、偽善、貴族、平民、裏切り、愚直。
こういったテーマが随所に見られる重厚なストーリーがかなりいいです。
己が正義のための必要悪は許されるのか?
奪われた平民が奪い返すのは是か?
流れに抵抗し続けるラムザたちの信念は偽善なのか?
誰がための戦争で誰がための国なのか?
その愚直さは、時に世界を敵に回してまで誰かが守らなければならないものなんかもしません。
戦闘もシビアです。しっかり考えてジョブやアビリティをセットしないと勝てない場面が多いです。
ゲームバランスはそんなにいい方じゃないですが、一度楽しさを覚えるとなかなかやめられません。
個人的にラムザよりアグリアスを鍛えまくったり。